 |
|
昨年の暮れに約4年に渡って愛用していたPCが壊れて以来、真剣にPC選びをした顛末記をお話します。思い起こせば、5年前(99年)の夏に我が家のPC1号機であるWin95のFM−Vが会社から持ち帰ったファイルから侵入したウイルスのお陰で壊れたのがきっかけで翌2000年1月に大枚叩いて購入して遠征にも出張にもいつも一緒でした。
ところで、この文章を書いている今も実はPC選びが続いていまして、実は大いに悩んでいるのです。
ちなみに、最近の更新は借り物のPCでやっています。
何故、悩むかというとPCのモデルの移り変わりが速いこと、そして自分にとって何が必要かを考えているとなかなか決断できないのが現実となっています。
で、こうして文章にしながら普段自分はPCで何をしているかを思いおこしてみました。
まずはホームページの更新、これが半分以上を占めています。次に、オンライン証券やネットバンクでの株の売買、ネット送金。そしてエクセルで管理している小遣い帳(小学生みたい)あとは、お友達になった方々のサイトを訪問したり、撮影ネタを仕入れるなどのネットサーフィン。
会社で常に8時間以上はPCに向かっているのに、どんなに忙しくても家に帰って2時間はPCを開けています。もう中毒だと思います。
この程度の使用ならスペックも最小のエントリーモデルでもいいかな、と思いますよね?
でも壊れたPC、PentiumV搭載、メモリは64Mだったやつを増設して256Mで使っていたのですがホームページビルダーやフォトショップ、スキャナーを同時に使ったりしていると結構ストレスだったんですよ。途中で何度も再起動をかけないとよく固まりました。多分メモリのキャッシュが小さかったのかなと今更ながらに思っています。
それから、壊れた愛機は一度ウイルスにやられました。メールには十分気をつけていたのですが、よく出入りしている画像掲示板を開けた瞬間にやられたのです。あの時以来、ウイルス対策は結構気を遣っています。なにしろ、駆除をするのに一晩かかりましたから。それでも信用できなくてリカバリーCD使ってハードをフォーマットしました。
さて話を戻しますが、ホームページの更新で結構画像ソフトを立ち上げるのでメモリは大きいのがいいな、とそれなりの機種を探すことになりました。
さっそく会社帰りにヨドバシカメラなど家電量販店をまわってはカタログを集めました。でもけっこういい値段するんですよね。4年前に購入したPCも20万円くらいしましたから…。
今はXPを動かすには最低256Mは必要なのでしょうか、128M、ましてや64M標準装備はなくなりましたね。512Mが標準というのは据え置き型に多いですね。
そう、新しく購入しようとしているのは当然ノートです。しかも、持ち運びに便利なモバイル型のB5を狙っています。家にいるときもソファーに足を横に投げ出してPCをいじっていますから。
いろいろ、カタログのスペックを見るうちに耳年増というかいろんな知識がついてきました。
CPUはペンティアムのほかにセレロン、AMDというメーカーからはアスロンという製品も出ているのが分かりました。ではいったいどれがいいの? といろいろなサイトを見ましたが、とりあえず自分のやっている範囲ではペンティアム搭載でなくても大丈夫かな、という感じでした。
では、画像ソフトを多用するのでメモリを多めにメモリのキャッシュも余裕があったほうがいいかな、というような気になってきました。あとは付属のソフトはなくてもいいかなと。
とすると店頭に並んでいるPCは余計なものが付いているということに気が付きました。だから、値段が高いのかな?
最近の日経新聞にはPCダイレクト販売の広告が毎日のように載っています。「ノート型が89,800円から」なんてコピーについつい目がいってしまいます。
そうなんです、最近パソコン直販のサイトをいといろ見るようになって比較を始めたんです。でも、メモリを大きくしたり、無線LAN搭載がいいとか、せっかくだからDVDも見たいとオプションを付けてゆくと当然、値段が上がって行きます。
そこで、パソコン直販サイトで自分流にカスタマイズするとどれだけ値段が違うか比較してみました。 |
|
■メーカー別 ピックアップ機種性能諸元比較表 2005年2月25日現在 |
メーカー・機種 |
NEC Lavie G Type-L basic |
SOTEC Afina AL7190C |
IBM ThinkPad R50e |
CPU |
AMD Athlon 2400+ |
AMD Athlon 1900+ |
Intel Celeron 340 |
OS |
MS HP-home servis2 |
MS HP-home servis2 |
MS HP-home servis2 |
LAN |
100BASE-TX/10BASE-T |
100BASE-TX/10BASE-T |
100BASE-TX/10BASE-T |
HDD |
40GB |
30GB |
40GB |
CD/DVD |
CD-R/RW DVD-ROM |
CD-R/RW DVD-ROM |
CD-R/RW DVD-ROM 24倍速 |
MEMORY |
512MB |
384MB |
512MB(キャンペーン256MB) |
1次キャッシュ ※ |
128KB |
? |
32KB+32KB |
2次キャッシュ ※ |
512KB |
512KB |
512KB |
プロセッサ周波数 ※ |
1.8GHz |
1.467GHz |
1.50GHz |
モニター |
14.1TFT |
12.1TFT |
141TFT |
サイズ |
330×268×36.5 |
283×251×29.7 |
314×240×37 |
重量 |
3.2Kg |
2.0Kg |
2.9Kg |
バッテリー駆動 |
1.4時間 |
2.8時間 |
3.5時間 |
価格(税込み) |
109,410円 |
108,571円 |
127,050円 |
|
※1次キャッシュ、2次キャッシュ → キャッシュメモリ
※プロセッサ周波数 → Processor core speed (動作周波数)
プロセッサの速度は、1秒間のプロセッサ・サイクルの数 (動作周波数) で計測されます。一般に、MHz
または GHz の数字が大きいほど、クリエイティブ、エンターテイメント、コミュニケーション、生産性向上などの各種アプリケーションの実行能力が高くなる。
|
けっこうメーカーによってオプションの値段も違うことが分かりました。でも、キャンペーン期間はメモリの増設が無料とかいろいろあるのでどこで決断をするかにもよりますね。ちなみに赤字は基本パターンから追加オプションを選んだものを見分けるために色付けしました。
自分的には、モバイルっぽく使いたいのでソーテックのAfinaに食指が伸びています。もちろん、NECやIBMにもモバイル機種はあるのですが値段は15万円以上になります。
そして、こうして比較をしてゆくと1次キャッシュとかプロセッサ周波数とか難解な言葉が次々と出てきました。これらについては、上記表の中のワードにリンクを張りましたのでリンク先のサイト(アスキー デジタル用語辞典)での説明をご覧ください。
いやあ、それにしてももう少し悩みそうです。^ ^ ; |
|
 |
|